また新しい香水

日、新しい香水を仕入れてきた^^

「4711 ヌーヴォーコロン」ってやつ。
4711って何だ?って思いつつ嗅いでみたら、これがまたいい香りでさ。


4711。
ドイツのメーカーなんだけど、かなり歴史がある。
オーデコロンっていう言葉はフランス語だけど、意味は「ケルンの水」。
ケルンって言うのは、もちろんドイツの地名ね。


4711のHPにある歴史を読んでみると・・・

1792年10月8日、ミューレンス社の創始者であるウィルヘルム・ミューレンスが婚礼の祝福として、修道士から1枚の羊皮紙を授かる。
そこに書かれたレシピに従って作られたのが、“アクア・ミラビリス”(不思議な水)であり、世界初のオーデコロンらしい。
(これって、ミューレンスよりも羊皮紙を授けた修道士がスゴイよねw)

それから4年後、町はナポレオン軍に占領された。
軍の混乱を避けるために、ケルンの全ての建物に番号を表示するよう命令され、ミューレンスの仕事に記されたのが「4711」。
つまり4711は番地みたいなもんだったんだね。

ナポレオン軍の兵士達はそこで、アクア・ミラビリスを目にする。
彼らはそれを“オーデコロン”(ケルンの水)と名付け、家族や恋人に贈った。
それがフランス中に広まることとなった・・。


ってことは、現代の香水の原点がここにあるってこと?@@
すごいな!


なるほどなぁ・・・全然知らなかったけど、すごいメーカーだったんだなぁ。
(と思いつつ、HPを眺める)
あれ・・・?
オレ、4711の香水、初めてじゃなかったわwww


香水に興味を持ち始めた頃だから、今から15〜16年前頃、香水専門店のオヤジに「初心者なんだけど、爽やかで使いやすい香水って何かあります?」って聞いたときに何種類か出された中に、この「ポーチュガル」があったよ。
HPに出てるようなデザインのボトルじゃなく、もっと容量が少ない、細長いボトルだったけど。
結局、その「ポーチュガル」を買って帰った。
オレンジの香りがすごくフレッシュで良かったんだ^^


今回買った「ヌーヴォーコロン」は、これまで培った伝統を継承しつつ「革新」を加えて現代風にアレンジしたモノになるのかな?
製品のキーワードに「革新」って書かれてるね。
ボトルのデザインも、かなりイケてる^^
これはかなりいいぞ。


www.4711.jpで日本語サイトが見られるから、興味がある人はチェックしてみて。


男性がつけた時と、女性がつけた時で、違った香りが立ち上る不思議な香水。
まさにアクア・ミラビリス^^
オレンジ、柚子、ライチ、カシスを調和させたフレッシュフローラルのトップノート。
ラストはそこに、サンダルウッドとホワイトムスクが加わって、爽やかながらも甘く落ち着いた印象に変わる。


バーバリーの「Weekend for men」の香りを知ってる人ならイメージしやすいと思う。
あれは、悪く言うと昔の入浴剤の匂い。
お湯に入れると、お湯が蛍光黄色っぽくなるやつ、あったでしょ。
あれは柚子湯をイメージしたものかな?
だとすると、柚子を基調とした香水と香りが似てるのもうなずけるんだけどね。
とにかく、Weekend for menを嗅いだときの最初の印象が「お!バス○リン!」だったんだw

ヌーヴォーコロンの香りも柚子が基調なので、ベースは似てる。
でも、もっとフルーティで爽やかな香りになってるよ。
これならフワッと匂ったときに「バ○クリン?」って思われないでしょw


今回のはコロンだから、香りはそれほど強くない。
香りで主張する必要はないんだけど、何も付けないのでは物足りない・・・なんて時にすごく使えそうだよ。


世界中のコロンの原点は、さすがに良いものでした^^