アドベンチャーモデル

では、MT-07の2気筒エンジンを使ったアドベンチャーモデルが開発中なのだとか。
MT-07ベースであれば、お手頃価格のアドベンチャーモデルが期待できる。


購入候補としてトレーサーも考えてたんだけど、いろんな意味でちょっと過剰かなと思うところがあるので、MT-07ベースのアドベンチャーモデルが出るのであれば、これは非常に楽しみ。


ここからは、個人的な妄想w
MT-07ベースのアドベンチャーモデルという事は、大きすぎない車体で、しかも軽量であることが予想できる。
となれば、少しオフロード寄りな物が作れるんじゃないかな。
例えば、単気筒と2気筒の違いはあるけど、キャラ的にはXT660Z TENEREのようなモデル。


ホンダヨーロッパが発表した新型アフリカツインのように、海外メーカーの本格アドベンチャーモデルと競い、世界戦略車として売っていくためには、従来のアドベンチャーモデル(と言っていた足長ロードモデル)ではなく、オフロード性能もしっかりと作り込んで本当の意味でのアドベンチャーモデルを作らなければダメだと。


ただ、本格アドベンチャーモデルは非常に高い。
シート高も高いけど、値段も非常に高い。
色んな意味で敷居が高い。


新型アフリカツインだって、排気量が1000ccもあるし、ラリーレイドマシンのレプリカらしいから、シートも高いんでしょうw
HRCの、ラリー参戦によって得た最新技術を投入してバッキバキにしてくるという噂が本当であれば、お値段もきっと・・・。


さて、そうなった時に、どれだけの人がそこまでのバイクを必要とするのか?って話ですよ。
ちょっとした林道に入っていける走破性を実現するために、最新技術が必要かどうか。
そもそも、1000ccもの排気量が必要かどうか。


高度な制御は必要としないが、十分なパワー。
日常の足として、通勤、通学ではちょっと大きいかなと感じる程度で、ツーリングでジャストフィット。
大荷物のロングツーリングにも対応できる車格。
ラーツー、コーヒーツーの時に、少し未舗装路に入ることもある。
気が向いたら、少しくらいはフラットな林道も走っちゃうかもしれない。
こういうのを考えると、700cc前後の、ちょっとオフ志向強めのアドベンチャーモデルって、すごく使いやすいんじゃないかなと思えてくる。


ほら、BMWでもさ、650ccとか700cc、800ccっていうサイズでアドベンチャーモデルを出してるでしょ?
トライアンフのタイガーもあった。
入門というか、入口の所に魅力的なモデルが用意されていることで、その先の世界も広がるんだよね。
でも・・・外車だからショップも限られるし、高いし、故障も心配。
壊れた時だけじゃなく、普段のメンテに関しても国産車よりお金がかかるんでしょ?・・・ってことで敬遠してる人もいると思う。


そこでMT-07ベースのアドベンチャーモデルですよ。
各社のアドベンチャーモデルは、なんとなーく大排気量化が進んでて、そもそも「ちょうどいい」はずの中排気量エリアが手薄になってる印象。
大型バイク入門として良し。
中・長距離ツーリング入門として良し。
アドベンチャー入門に良し。
そんなエリアが手薄になってる。


ここでバシッと作り込んだ700ccアドベンチャーツアラーを出せれば、かなり売れるんじゃないですか?
上にも書いたけど、XT660Z TENEREの後継車のようなバイクであれば、個人的にはトレーサーよりも魅力を感じる。
おそらく、値段的にも魅力的なものが作れると思う^^


とりあえず、本当にこのMT-07ベースのアドベンチャーモデルが出るのであれば、バイク選びはそれまで凍結。
まずは明日発売のヤングマシンを見てみようっと^^